% compress ttとすると,元のファイル名に拡張子.Zが付いたファイル tt.Zが でき,ttはなくなる.一般的に元の ファイルがバイナリよりもテキストの方が圧縮率は良い. tt.Zをもとのファイルに戻すには,
% uncompress tt.Zとするとttなるファイルができる.
% ls ss hh ts tt tttそこで
% tar cvf ss.tar ./ss ./ss/ ./ss/ttt ./ss/ts ./ss/hh ./ss/ttとする.ただし,「cvf」はオプション,「ss.tar」は,まとめ られたファイルの名前(他の名前でも良いが,通例で「ディレクト リ.tar」とすることが多い),「./ss」はまとめるディレクトリ 名(''./''をつけた方が良い).逆に,一つにまとめたファイルを元 に戻すには,
% tar xvf ss.tar ./ss/ ./ss/ttt ./ss/ts ./ss/hh ./ss/ttとすれば良い.また,ss.tar中の一部のファイルを取り出したい ときの説明をする.ディレクトリss中に4つのファイルtt, ts, hh, tttがあったとする.このとき,tt, ts, tttのみを取り出し たければ,
% tar xvf ss.tar ./ss/tt ./ss/ts ./ss/tttとするか,
% tar xvf ss.tar `tar tvf ss.tar | awk '{print $8}' | grep "/ss/t"などとする. GNUによるtar (当研究室では/usr/local/binにあるtar (which tarをコマンドラインで実行すると確かめることが出来る),huis ではgtar)を使うならば,もっと簡単になる.
% tar xvf ss.tar "*/t*"とすれば良い.ただし,最後の項をダブルクォーテーションで括 る必要がある.(なぜだか分かるかな?)
% tar cvf ss.tar ./ss % compress ss.tarとするか
% tar cvf - ./ss | compress > ss.tar.Zとする.(注意)出来たファイルの名前は,tarした後に圧縮し たことを明記するために,「.tar.Z」を付ける.
これを元のファイルに戻すには,
% umcompress ss.tar.Z % tar xvf ss.tarとするか,
% zcat ss.tar.Z | tar xvf -とすれば良い.
% tar cvfz ss.tar.gz ss(これはgzipを使っている.)解凍する時,
% tar xvfz ss.tar.gzとすれば良い. また,tt, ts, tttのみを取り出したければ,上述のように
% tar xvfz ss.tar.gz "*/t*"とする.